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ベンジャミン・デベルトからのパリ通信。アートブック「LE CERCLE」に続いて、今夏パリを賑わせたエキシビジョン「Public Domaine」についてのレポート。

僕はアーティストとしてこのエキシビジョンに招待されていたから、主催者であるかのように説明することはできないんだけど、「Public Domaine」に参加してみて感じたのは、スケートボーダーをあらゆる側面から賞賛するエキシビジョンだったね。それはビデオ上映、プリントや写真の展示、建築やデザインなど、バラエティに富んだ多角的なもので、スケートボードが決して一元的なものではないということを、改めて実感させてもらうことができた。あらゆる世代のスケートボーダーが一同に介す良い機会にもなったし、エキシビジョンを見に来ただけの人やコンサートが目当ての人もいるんだろうけど、結果的にはみんながスケートボードからすごい良い刺激を受けたと思う。会場前にはフリーで誰でも滑れるダイナミックなミニランプが設置されていたから、若いスケートボーダーはとくに喜んで滑りまくっていたんだ。それはまさにパリのど真ん中で熱狂するという感じで、最高だった! それと、写真に撮ったコンサートの方も盛り上がってたね。オープニングでMc Radが出て来た途端、前の方に固まっていたけっこう歳がいってるハードコアな連中が盛り上がってたんだけど、その傍らでTommy Guerreroが一般のオーディエンスと一緒になって楽しんでいる情景も面白かった。で、またひと味スタイルが違うTommy Guerreroのプレイ中はどうかというと、またこの連中がすごく盛り上がっていたから、きっとPowell Peraltaのスケートビデオを観て育ってきたに違いないと思ったんだ。あとはRay Barbeeがベースを持って、Mattsons2との一曲をプレイしたのも素敵だった。きっと彼らはまた新しいプロジェクトをやってくれると思うから、楽しみにしておくといいよ。これはパリでのエキシビジョンなんだけど、実は各国を回って開催していこうというプランがあるんだ。いろんな国のスケートボーダーと一緒に楽しみながら、それぞれの国のシーンやカルチャーを感じ取っていこうって感じで。そのきっかけとして、今回「Public Domaine」について少し話しておきたかったんだ。この先、いろんな場所でみんなとセッションできたらいいなって思ってるよ!

オープニングアクト、Mac Rad
セットの間でDJ、John Cardiel コンサートのトリ、Tommy Guerrero
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