2012年の秋号、"Skateboard Okyanta●a"なる特集の写真選考にギリギリまで残っていた一枚。それが何に見えるかということは言わずもがな、わかるかと思うけれど、それがどの程度ご立派なのか、どんだけしゃしゃりでているのかは定かではなかった。そこが良かった。大阪の名汁男優である遊SUKE氏という稀代のエ●ス番長によるしゃしゃり出た物体からの、正しい発射の仕方。見ているだけでゾクゾクしてくる写真で、恥ずかしさ、いやらしさ、勢いなどといったポ●ノ写真における必要不可欠な情報もしっかり内蔵されていたのだから恐れ入る。フォトグラファーと男優としゃしゃり出たそれの場所の息の合ったこの写真が、惜しくも落選してしまった理由は意外な所からやってくる。ページ数が足りないこと。そして、各卑猥な物体について各一枚という企画主旨があったこと。しゃしゃり出た物体から選ばれた一枚は、同フォトグラファーが切り取った首輪をつけた村●君のしゃしゃりでてる写真だった。(Hisashi Nakamura) 記念すべき第一回目のアナライズ企画、デシのF/s smithgrindを思い切りパロってきた今回のキャナライズ。いやいや恐れ入る。かぎりなくアホなことに際限のない熱意を注ぎ込む行為に、これもスケートボードにおけるひとつの熱病と感心する自分もまた、いつのまに彼らの毒にやられているのだろう。と言いいつつも、ポールの角度と絶妙に絡みをみせるオブジェをはじめこのスポットをしっかりと見つけて、狙いを定め、スケートする。しかも毒々しくかっこよくメイクする。その本懐は痛快で流石と唸らせられるのもまた事実。ここまでやってしまったら次は何をしでかすか。そんな下衆男にGOOD YOU!(SO)