Sb Skateboard Journal TOP
Photo
Photo
拝啓

旅とおでかけ、いい響きですね。Sbをつくりながら、さまざまな国の人たちとのやりとりは相変わらず頻繁にやっていますが、なかなか出かけていくことが少なくなっているのはたしかです。タイム・イズ・マネー。この聞き飽きてたはずのフレーズが、心底身にしみて感じ入っている今日この頃です。ヒロ、戸枝君、北詰リュウヘイ…。今乗りに乗ってるスーパーな3人と多国籍軍とのスーパーイリュージョンを想像すると、作り手ファンキーDNDがふつふつとしないわけがありません。それを託せるフォトグラファーがいるのもありがたい話です。スモッグや大気汚染に食の安全基準など、中国にはなにかとネガティブなイメージがつきまといますが、まあ、写真のうっそうとした曇天とヒロのマスク姿を見るとそれもあながち、、、って感じです。しかし、スポットやセキュリティ、なによりも集まってくる物見遊山なギャラリーさんたちをふくめた開放感を考えたら、中国はスケート的にも魅力満載の国ですね。個人的には、中国のトイレ事情が顔に似合わずデリケートな自分にとって最大のハードルなんですが、その辺はだいぶリニューアルされてるんでしょうかね。百聞は一見にしかず。君の手紙の通り、とりあえず飛行機に乗り込んで飛んでってみましょうかね。季節はもうすぐ夏。夏至を過ぎ、吹き出る汗も水のようにつるんとする頃、背中に翼を生やしてみようかと思います。ちょうどその前には、新しいSbが出ているはずです。ネームカード代わりに新しいSbを抱えていくのもいいかなって思います。HALTACに新しいSbが届く頃には、北半球全体が夏めきできらめいているに違いありません。おたがい、もっともっと新しい季節の煌めきをいろんな場所と人と堪能していきましょう。タイム・イズ・サマー!