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PHOTO あの大震災からもうすぐ4ヶ月が経過しようとしている。先日、東北を訪れた友人から聞いた話では、市街地ではそれなりに街も人も動き出した場所もあるという。しかし沿岸部では瓦礫の山は依然として残っていて、まだまだ時間を要する状況だとも。その上、目には見えない放射能の不安。みんなが安心できるのはいつになるのだろうか。気の利いた言葉もかけれないし大きな支援もできない自分。そんな自分なりにできることを考えてみた。先日発売になったSbの"W HOPE N"号。そこには世界中のスケートボーダーからのメッセージが綴られていた。スケートボードという特殊なフィルターを通したメッセージはスケートボーダーにしか理解できないかもしれない。けれど、直接にスケートボーダーの心に響く何よりものメッセージだと思った。震災のことを考えるとどうしても感傷的になったり感情的になる。でもそこには、その先の前向きな気持ちになる、PUSHしたくなるメッセージが詰まっていた。差し出がましいかもしれないと考えたが、僕はこの"W HOPE N"号を東北のスケートボーダーに配りたいと強く思った。そして、編集部に連絡をして返事をもらった。仲間のスケートボーダーにも連絡をして協力を募った。誰も彼もが賛同してくれて、この話は実現に向かっていった。もうすでに買った人もいるかもしれないけれど、そんな人は保存用にしてもいいし、普段Sbを読まない人だったらこの"W HOPE N"号だけは持っていて欲しい。何かあったときにページをめくってみて、スケートボーダーのメッセージに少しでも励まされることがあればと思うから。今回、協力の声をかけさせてもらったのは僕の周りにいる大切な仲間たち。そして、その仲間たちの先にいるローカルスケートボーダーも協力してくれた。こういったスケートボードの繋がりには本当に感謝したい。そして、改めてスケートボードの魅力を感じるし、スケートボードをしてて良かったとも思った。 "W HOPE N"号のページには載ってはいないけど、僕や仲間のスケートボーダーの気持ちも注入して"W HOPE N"号を東北に送らせていただき、東北のスケートボーダーがおらが街のローカルショップへと足を運んで、仲間たちとの絆をさらに深めてもらえたら嬉しい。そして日本のみんなが街中を笑顔でフルプッシュしていけたらいいなと思う。  

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