通算41号目にして『1号目』なSbが12月中旬にリリース。今をときめき未来はもっとブリリアントな山下京之助のインタビューにはじまり、東京のストリートスポットでの熱病トリックの数々をページにした1冊。表題は、『東京そして山下京之助』。原材料も物価もガンガン上昇中の中、21年目にして定価は税込¥990に値下げを断行。ページ数はアップを断行。既存の取次流通よりもKukunochi Skate Dist.のご協力のもとプロショップをメインに配本を断行。しかしもって断じて前向きなリニューアル・イシューを刊行。山下京之助、19歳。スケートのスキルもさることながら、素晴らしい人間性で、感嘆させられる。好感度を狙ってないのに好感が持てて、なおかつかっこいい。こういう本質的なものって、年齢とか経験値なんて関係ないんだとわからされてしまう。それはすなわちスケボーそのものかもしれない。スケボーってそれで遊ぶ人間のオーセンティックな部分を浮き彫りにする。今回は山下京之助を筆頭にして、多くのスケーターが東京のストリートスポットで赤裸々に自分を発してくれている。その姿を記録し残してくれた。これを今すぐ見て、そして10年後に見てもグッときてバッといく。デッキとともに街に出る。もしくはカメラを手に道をゆく。そんな1冊になったのではないかと思う。プロショップへの流通を担ってくれるKukunochi Skate Dist.のウル君をはじめ、VHSMAGのKE君、そしてフォトグラファーたちやリキといった90年代から道の上で転がったりしてきた人たちの協力に、改めて感謝と謝辞を記したい。そして、手にとってくれる人たちにも。ありがとうございます。そして、またよろしくお願いします!