小さい頃からだった。茶化す、誤魔化す。
何かに真剣になるなんてないと思ってた。
そんなオレでも何故か辞めずに済んだ唯一のモノ。
最高と最低が同居する。
『ありえねー!!!』が一番の褒め言葉。
どうぞよろしくお願いします。
まさか、こんな時代が来るなんて。
変身モノのヒーローみたいな名前だが
敵は無味無臭で目には見えない。
オレには何が出来るのだろう?
フルプッシュで汗ダクダク、
シャワーを浴びてビールを飲んで
ひとまず、、、睡眠。
好きな事だけやらしてくれ。
大っ嫌いはどうする?
ブッダは悟る。オレは諦める。
阿呆のルールで踊ろう。
お、良さそうなバンク発見!
あの角度だったら、、、、、うふふ。
ぶぅ〜らぶらしたくなる。すぐに。
「あっ、そう言えば電球が切れてた!」
とか理由を見つけプッシュで出かける。
大通りを渡り、ゆるい下り坂へ、、、、、
、、、気がつけば手ぶらのまま帰宅。
暗い部屋。阿呆ひとり。当分。
攪乱交叉点。
様々な人達。多様な主義主張。
趣味、嗜好、思想、妄想。
いろんな角度から飛んできて混ざり合う。
その横を空っぽの頭で、
スイスイスーッと走り抜けた。
クンクン、フガフガ、ムムム。
向うが匂う。
この日は朝から快晴だった。
開けた窓から入ってきた
金木犀の香りに誘われるがまま
心地よい風と陽だまりの公園へ、、、
、、なんてセレブリチーなることではなかった。
確実だったのはスケートが楽しかったことと、
ビールが猛烈に美味かったことのみ。
グビグビッ、ぷっはぁ〜、ゲプッ。
やめられない、止まらない。
スケートボードはエビセンだ。
普通だと思っている。
凡の中の凡。並の中の並。
自分に人より優れたところがあるとはゼンゼン思わない。
そのくせ「誰かと同じは絶対嫌だ!」という思いは強い。
気がつけば仲間はエキセントリックな人ばかり。
あの娘の冷たい目線がレーザービーム。
そうか!オレはもう普通じゃないのか!
、、、、お母さん、ごめんなさい。
内向性、感傷的、刹那と阿呆。
ごちゃまぜになって爆発寸前。
パンクが大好きである。ジャンルの問題じゃない。
立川雲黒斎家元勝手居士。破天荒なラッパーだ。
マンネリと飽和を破壊したい。完成品は何処だ。
ガゴガゴガガガガガー!!
インディペンデントが唸りをあげる。
去年の大晦日。あと30分、、、
バイクで前の車とビリヤードした。
そんな想定外で始まった一年が終わろうとしている。
いろんな事が分かった様な気もするけど
もっと大きな事が荒唐無稽化してしまった様な。
さてと、来年こそはあの技をあそこで、、ぐふふ。
スケートボード、今年もどうもありがとう。
空気はヨマない。ハンセイスルヒマハナイ。
流れている、世の中も。
動いている、地球も。
ハンドルもブレーキもない。甲斐性も。
研ぎ澄まされた感覚で流れを摑むむむ、、
、、っっと、段差に躓きスラムった。
恥ずかしいから直ぐ退散。
肘膝流血。謹賀新年。
うちの近所の珍妙な楽器屋さん。
冷やかしにいらっしゃいよと看板にある。
ガラガラっと入ると珍妙な柄の
ちゃんちゃんこ的なのを着たオッサンが
ムクムクっと急に起き上がった。
頼みもしないのにいろんな楽器を弾きまくり
明らかな寝起き顔で世界一だと嘯く。
全て自作の楽器だから自分しか弾くことができない
故に世界一だと、、、寝てたくせに!
でも、何故だか悔しい!付いてるからか?
風に揺られて Boo-la-bra
高層ビルの谷間。
陽当たりの良い昼休みの我輩は
オフィスレデイ達の柔らかな尻に敷かれ
大理石のボデイがコンニャークに
なりそうな程に満悦至極。
が、しかし、皆が寝静まる頃
クソ餓鬼どもはやって来る。
ガリッ、ゴリッ、スシャーなどと
愉快そうに我輩を痛めつけ弄ぶ。
番犬に吠えられ逃げ帰ったが
これで諦める餓鬼どもじゃ〜ない。
ベンチの憂鬱。
口内炎ができた。痛い。
意識を高め慎重に左片側で食べる。
あぁ難儀だ。理不尽だ。虚脱だ。絶望だ。
ガリガリと無意識に何でも食べれた
無敵のあの頃に帰りたい、、、、、
アドリブっぽい無意識な滑り。
フィル・シャオの領域。いい塩梅の匙加減で。
ほどほどを知っている。
あっぱらぱあ生活。
スケート万歳!ビバ!スケート!
なんて言い続けてはや幾年。
普通なんて真っ平御免。
でも毎日の平凡な小生。
んはあぁ〜明日は何食べよ?
絆ピープル、瓦礫はノー。
小生、臍で茶を沸かす。
見知らぬ人達が沢山死んじゃった。
仲間がひとり病気で死んじゃった。
友達がひとり自殺しちゃった。
世の中はグリッチョした足首。
贈呈されたリセットボタン。
何処までもグラデイションの灰色。
アンニュイとファンシィな脳味噌で
今日もまた滑っている。
明日は、、、しゅわっち。
♂: ニャニャー。
♀: ニャニャ〜ン。
♂: ニャニャッニャ〜ン?
♀: フニャニャン、ウッフニャ〜ン?
♂♀: ニャニャッ!!!
野暮天写真家: あっ、ごめん。
春爛漫。頭ぱやぱや〜
アッパーな浮かれポンチ。
脳味噌ゆらゆら、津津浦浦。
ゆる〜いダウンヒルでグビ。
膝下カーブでグビグビ。
ミニミニランプでグビグビグビ。
ぷっはぁ〜 ゲプッ!?
花びらのせいなんだ。
板は新品。体調万全。
畳の上でキックフリップ!
まずは爆音ダイナソージュニアー。
メロディーとイメージが重なって
もう沸騰寸前だーーー!
ドンドンドン、、ドンドンドン、、、
部屋の壁の向こう側から
クレームのビートが届く。
静かぁ〜にアパートを出た。
時々見かけるホームレスのおじさん。
ヨレヨレのたぶん元々は黒かった
いい感じのバンドTのようなシャーツ。
その背中に何か文字が書いてある。
気になったのでそ〜っと近づき読んでみた。
《ONAKA-IPPAI-MESHIAGARE》
うへ?はっ?ホワ〜イ?
ビッグアメリカなる
鱈腹バーガーは、、、
今日が終わる。
楽し過ぎて申し訳ない、、
そんな気さえする程に
愉快な一日であった。
マルサは突然やってきて
こんな贅沢な時間に
税金を掛けるのか?!
増税反対!!!
あぁ、明日が怖い。おろろ。
ぼんやりしている
ボンボクラット。
空と一緒で
なんだか眠い。
紫陽花と土。
スケーターと悪〜い先輩。
色の素、メガ様々。
あーあーあー
おーおーおー
どう?って事ない。
ただただ暇だ。
麦酒片手にふら〜りング。
押すプレイ危険。
悲しい色だね。
やっぱ無理だよ
世界平和。
「ねぇー君たちー」
なんて気易く言われたら、、、
あわわわわわわわわわ、、、、
そもそも視界に入っただけでも
ダッシュしちゃうよ
虫唾くん。
修行と悟りの路上、なう。
ぼお〜っとした頭で
昼過ぎに起き出した。
そのまま、ぼお〜を継続する。
気が付いたらもう暗い。
同調圧力からの逃走。
逃げる税?パードン?
夏は夜。夏の夜。
ド〜ンと鳴った。
とりあえず、生で。
おもちゃの国まであと少し、、、
小学五年の夏休み。
バスにひかれて初日に骨折。
ギブスがとれた次の日は
始業式、、、、。
片足だけ新品の
青いスニイカア。
ラッキーボーイの語ル死ス。
また、ですか。
まぁ、確かに
私に乗っている間は
面倒な事も全て忘れて
頭空っぽにできるようですが
程々にしておいた方が、、、、
中毒者ばかりを増やす
私って罪なのでしょうか?
今宵も何処ぞで、、、、
シンプルイズベスト。
レスイズモア。
日の丸は美しい。
右でも左でもない。
サムライじゃない。
ニンジャでもない。
アイムジャストア
スケートボーダー。
ただの通りすがり。
気がついたら
朝晩はもう涼しい。
あちこちの駅前や広場で
提灯ぶら下げ屋台を並べ
光、音頭、ダンサーズ。
気がついたら
先週見たDVDを
また借りていた。
むむむ、三回目!?四回目!?
クーポン遣る瀬無し。
なぁ〜んだ。
鳴る臍。そうゆう事ね。
一つ解った気がする度に
ズンズンはまり
気づけばどっぷり。
底を知らない道楽者。
ブレーキと甲斐性の破滅。
あははぁ〜すびばせんねえ〜
ファンタジー。
空想。妄想。不条理に。
スパークリング味噌汁。
脱法ラーメン。
遠隔操作ウィルス饅頭。
仮想キャロルで
妄想ライン。おほほ。
脳内フリーダム。
長〜い夜に。
WADAPP散文集 (2011.8~2012.11)
今回はフォトグラファーWADAPPの連載30回、季節が一周したことを受けて一挙公開してみました。気がつけば、このコンテンツがSb Web上ではひとつの季節感になっていたように思います。さて。当連載は今後も続きますので、ぜひよろしくお願いします。季節が何周しようとも、人々の目に映ることがキラキラしていることを願いつつ。(SO)