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吾輩は板である。
名前はまだ無い。
電灯の灯りにウジャウジャと
吸い寄せられる夏の蟲のごとく
ユラユラ揺れる赤い灯りに
フラフラと吾輩に乗って
吸い寄せられていく
愚昧なる吾輩の主人である。
既に何杯目かの麦酒を片手に
郷土料理とやらを食べ御満悦である。
もう吾輩のことなど失念し
傘立て近くに置き去りにして帰る事は
確定事項となった様子である。うぐぐ。